皆さまご機嫌麗しう。こちらは午後から雨のブルックリンでございます。気温も随分下がってまいりました。ちょっと前まで近所のボデガ(地元の個人経営コンビニみたいなもの)でもアイスコーヒを頼んでいましたが、ここしばらくすっかりホットのコーヒーに。ニューヨークも晩秋の気配。もうすぐ冬がやってきます。
などと書くと相変わらずおシャンティーな感じですね。なんかあれですか、クロナッツとか流行のスイーツ何かを片手におしゃれなカフェーで物想い耽りながらこの文章をしたためているような感じですか?肩にカーディガンとかを羽織って都会の憂鬱をアンニュイに演じてみる感じですか?
そしてセックス&ザ・シティーみたいに仕事にロマンスに奔放に生きるシティー・ガールを気取って見る感じですか?友達以上彼氏未満のステディなあいつと一晩過ごした後はレオタード着てダンススタジオに通ってみる感じですか?踊る時の曲は杏里ですか?月明かり浴びる感じですか?ビルとビルの間を駆け抜けてゆく感じですか?キャッツですかキャッツ・アイですよねそうですよねキャッツカード投げますよねそうですよね(混乱)
マドンナ先生もキャッツ・アイリスペクトでしたね、そういえば(多分違う)
では本日のハタの食後のデザートをご紹介しましょう。ハタの数少ない古美術コレクションの一つ、
古いアイヌのイタに乗って登場です。では張り切ってどうぞ!
ザ・昭和。
ブルボンのホワイトロリータ、まさかニューヨークに来てまで食べてるとは自分でも思ってませんでした。でも何でこれ食ってるんでしょうか。自分でも良くわかりません。ついでにブランチュールもありました。美味しかったですブランチュール。
ということで本日は小ネタ集です。
先ずはその1。
こちらのレストランでよく見かける、喉を詰まらせた時の対処法を書いたポスター。いくつかバリエーションはあるのですが、ハタが今の所一番好きなポスターです。海辺のおしゃれなレストランでお食事をするカップル。状況的にはワインを傾けながら男性がが絶賛口説き中、女性もまんざらでもなさそうな感じ、で、なかなか素敵な状況じゃないですか。なるほどなあ、レストランの空気を壊さずにこんな気の利いたイラストに仕上げながらもちゃんと喉を詰まらせた時はこうしましょうね、というのがきちんと描かれている。これは良くできているなあ、と感心しながらこのポスターを眺めてたんですが、最近一つのことに気がつきました。
非常事態すでに発生してました。
今まさに喉に詰まってます。
いやあーほんと気がついてなかったわー。
小ネタその2。
アメリカでもお酒がポピュラーになり始めてからしばらく経ちます。最近では地元のリカーショップですらが「Wine & Sake」と看板を立ててお商売をするまでになりました。そういうところに行けば月桂冠や松竹梅はおろか八海山や立山、果ては濁り酒や獺祭まで見かけるようになりました。とは言え本当にそこまで流行ってるの?という疑問は無きにしも非ず。結局メディアに踊らされるだけじゃないの?などと思っておりましたが。先日近所を歩いていたら路上にこんなものが。
菊水のワンカップ。
ブルックリンのプエルトリコ街に転がる日本酒の缶。しかもこの缶は海外輸出用にちゃんと英語で表記がされているバージョン。日本で買って持って帰ってきました、というのとは違います。ということは誰かがこちらで輸入されているのを買って飲んでいる、ということ。しかも菊水。コンビニに行けば高確率で見かけるお手頃な日本酒の代表格。おしゃれな和食レストランのゴミを漁ったわけでもなく、近所に日本人がたくさん住んでいるわけでもないのに、朝日に輝く菊水の空き缶。
日本酒、本当に流行ってるのかもしれません、、、。
小ネタその3。
本日の犯罪。例の犯罪情報共有アプリより。
「男性がモップで襲われる」
「ゴールデンリトリーバーがネイルサロンの客に飛びかかる」
「男性が襲われ鞄を強盗される」
何で犬が混ざってるの(正直な疑問)?
モップで襲われるというのも相当アレな展開なのに、その上を行く展開が。さすがブルックリン。犯罪ですらアバンギャルド。
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