ブーメラン

みなさまご機嫌麗しう。お元気でしょうか。こちらは相変わらず死なない程度にこっそり生きている感じのハタです。この前は暖冬だ暖冬だと大騒ぎしておりましたが、無事に厳寒期がやってまいりました。先週末は土曜日の午後から見事に雪。気温も氷点下だったので見る間に雪が積もりました。

まあこの日はこちらの知人が晩御飯にご招待くださっていたので、あいにくの雪の1日でしたが頑張ってハーレムまで行ってきました。まあ、頑張って、とは行っても電車で乗り継いで小一時間ほど。移動中は基本全て地下なのでそれほど雪にも翻弄されることもなく。まあ大したことではありません。



ご招待くださったのはこちらの古くからの知り合いであるTさんとPさんというカップル。Tさんは日本の方ですがPさんはイラン生まれイギリス育ちという方で、準備してくださったご飯がイラン料理。イランの方が作るご家庭のイラン料理なんてそうそう食べられませんから、もうこれは雪が降ろうが洪水になろうが行くしかないわけです。


お邪魔させていただいたところもうひと組お客さんがいらっしゃいました。インドご出身アメリカ在住の旦那さんと、考古学者の奥様、という素敵なカップル。旦那さんはコンピュータエンジニア、考古学者の奥様はまさかの中央メキシコ考古学がご専門、ということでもう聞きたいことが山ほどあるわけですが、一人でそんなオタ話を豪速球で投げつけるのも如何なものか、と思ったので、その辺は多少気を使いながらも球はいくつか投げさせていただきました。おかげさまでハタの持っているVeracruz時代の戦士像がおそらくは鋳型を使ったものであるだろう、とか、非常に興味深いお話を伺うことができました。




掲載許可をいただいてないのでぼんやりと


で、インド人のご主人は60〜70年代ボリウッドの音源が好き、とのことでしたので、こちらもハタのオタ情報が炸裂しまして。ご主人がインドの古い映画の動画を見せてくださったのですが、この人ハタ知ってます!クアラルンプールのインド人街でわざわざ探してこの人のDVD買った!でも名前が出てこない、、、ということでご主人さんに尋ねました。




そうだ、ヘレンだ!思い出した!


まさかハーレムの片隅でインド人と60〜70年代のボリウッド女優の話で盛り上がるとは。いや、ヘレン姐さんは素晴らしいですよ、マジで。youtubeに色々動画が上がっていますが、そのどれもが素晴らしい。っていうかなんでこんなもの知ってるんでしょうね、ハタ。暇なんでしょうか。


写真にも少し映り込んでおりますが、Pさんが前日から仕込んだというイラン料理。正直異文化の人間には一体何が入っていてどういう味付けなのか、全く見当がつかず、どういうものだったのか正確にお伝えすることができないのが残念ですが、一言で言うと想像していたのよりもあっさり。どうしてもあの辺の地域のお食事、となると肉中心のスパイスが効いたもの、と言う印象があったのですが、予想していたのよりもずっとマイルドでお野菜・豆・ヨーグルトたっぷり。写真には写っておりませんが、野菜とひよこ豆のスープ、野菜のキッシュも非常にマイルドで素材の味を大切にした優しい味。異文化ながらも日本人にはかなり親しみやすい味わいでした。


Pさんはイランの音楽もお好き、とのことだったのでこれまたハタのオタク知識が炸裂しまして。まあイランの音楽はそれほど詳しくもないのですが、それでも知ってるものはいくつかあるし、なんだったらイランからCD個人輸入したこともあるので、その辺の情報はあるぞ、と。と言うことで色々と情報を交換したりしまして。いやあ、民族音楽オタをやってるとその国の人の音楽のいくつかは絶対わかりますからねー。ある意味良い話題のネタになります。


この人のCDを注文したらイランから送られてきた


と言うことでその晩は色々と楽しく時間を過ごさせていただき、Pさんとの電話番号を交換したりしてイランの音楽情報をやりとりしつつその日は終わったのですが。


数日後。


ふとフェイスブックにお友達申請が。名前を見るとPさんのお名前っぽい。あら、Pさんハタにお友達申請してくださったのね、と思って見てみました。んん?なんか上半身裸ですね、、、



んん?(疑問)


Pさんってそんなキャラじゃなかったと思うんだけど、、、って言うかPさん確か50代だったと思うし、、、自分のお若い頃の写真を載せておられるのかなあ、でもそう言うことをするタイプの人じゃないよなあ、、、と思いながらこの人のフェイスブックをさらによく見てみます。ハタがこの前見たPさんがそこにいればきっとこの人はPさんのはず、、、、
















んんんんんんんん?(ものすごい疑問)


このフェイスブックのアカウントがPさんであるかどうか以前にどう言う状況ですかこれ。

っていうかなんですかそのブーメラン。なんでこんなブーメランブーメランブーメランブーメラン(西城秀樹)


いやハタもいい大人なんでこの状況がわからないわけではない。友達にバイトに誘われたらゲイ向けアダルトビエデオ撮影の手伝いだったとか、さらにその友人が男優で出てきた、とかそのくらいの当たり前な体験はしておりますからこの程度で驚くようなウブな四十路ではありません。


これ、いわゆるゲイ向けレスリング系フェチじゃないですか。割とその世界でもニッチな世界ですね。日本でも自前のリングを作って撮影されている方もいらっしゃいますね。まあその分ニッチなんで固定客が確実にあるので安定した売り上げがあるジャンルではあるんですけ(以下略)


なんでこんな人がハタに友達申請してくるんですか。って言うかPさんかどうかはこの際地平線の彼方にまで行ってしまいましたが。



なんでだろうなあ、と思って考えてたんですが。あることに気がつきました。

1.ハタはPさんの名前の正しい綴り方を知らない。

2.なのでiphoneの電話帳には「Pさん」と登録している。

3.そしたら今度はPesanという別人がフェイスブックに友達申請してきた


ってことは、

これ、個人情報抜かれてますね?


流れとしては、

ハタが個人のアドレス帳に「Pさん」と日本語で登録する

ローマ字で日本語情報が「Pesan」と自動変換される

情報がフェイスブックに漏れている。

Pesanという方のフェイスブックにハタの名前が「お友達候補」として現れる

レスリングフェチのPesanハタに友達申請


としか考えられない。ダメじゃんフェイスブック何やってんの?と言いたいところですが、

まあ、やってますよね、このくらい。だってこの前近所のベリーニ・サンダース候補者を支持しているカフェーに行った後にアパートに帰ってユーチューブ見たら広告がいきなりサンダース候補の広告でしたしね。ああ、行った場所ダダ漏れなんだなーって思いましたけど、まさか住所録までダダ漏れだったとは。


でもまあ、ハタがPさんと言う方の電話番号を登録したらPesanという全く別のレスリングフェチのお兄さんにその情報が伝わってしまったあたり、


AIもまだまだだな、と。


この話、Pさんに伝えてみようかな(遠い目)









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