星たちの血の喜悦

皆様ご機嫌麗しう。

世間はコロナコロナと騒がしいこのご時世ですが、日本の皆様はいかがお過ごしでしょうか。

日本はありがたいことに大きな感染爆発もなく、皆様冷静に過ごしておられるようで、改めて日本の皆様の民度と教育の高さに敬服する所存でございます。統計的には日本の感染者のピークもここ数日、ということらしいので、ここを過ぎてしまえばあとは下り坂になるらしく。結局蓋を開けたら日本の対策が一番現実的だった、という話に落ち着きそうです。


しかし残念ながら。

ハタはアメリカ住まい。優秀な人は底抜けに優秀、そしてバカは底抜けにバカ。何をしたらそんなに頭を空っぽにして生きてこれたんだ?と思うくらいのバカ。全力でバカ。自信満々でバカ。そしてバカはこういう優秀な人より余計に暴れるんですよね(遠い目)。


ちなみに最新最速のバカ。マイアミのパリピ。「俺たちにコロナとか関係ないしー」とか言ってウェーイ続行で見事に感染。まあでもバカはすぐ治っちゃうのよねえ、バカだから(ひどい)


さて。

金曜日の朝。起きてツイッターをチェックてみます。まあこのご時世ですから、ニューヨーク市がどういう情報を出しているかはチェックしておくべ、と。そうしましたらクオモ州知事のツイッターに「お昼の11時に記者会見するからみてね⭐︎」というツイートが。そうか。何かあるのか、と。

ということで待機してたら始まりました。まあ今までの現状報告の後。


「今まで会社で働ける人数を75%減らしてきました。」


「そして月曜日からはなんと100%にしちゃいます!グッドラック❤️」



ついに来たぜ自宅待機宣言。


やっぱこう言う時にはメシアン大先生ですよね。ザ・世も末


まあ実際はもっと真面目な内容でしたけど。アパートやテナントを借りている方は90日間の支払いの猶予を与える、とか、そういう対策もちゃんとお話しておられました。その辺対策早い。さすが。


まあ一言で言えば「外に出るな電車に乗るな人に会うな家に篭っとけ」という指示なんですが。まあ自宅アパートと事務所を歩いて行ったり来たりするだけでほとんどの日々を終えてしまうハタの人生からしたら、まああんまり影響ねーな、と。自宅でちまちま作業するかねえ。


とは言えこんな自宅待機宣言が出た以上、これは今週末のスーパーは阿鼻叫喚になるな、と。だったらこの宣言が出た今日の朝のうちにスーパー行って足りないものを買っておくべか、


と言うことで近所の大きなスーパーに。すでにそこそこの人が集まり始め。生鮮野菜は豊富にあるものの、肉の加工品コーナーはすでにこんな状態。

あ、売れ残ってるのはハムステーキ用のハムですね。案外美味しいですけどね。


でもまあ普通の牛肉とか豚肉の塊とかは若干の品薄ながらも普通に並んでいるので、ああ、これは料理あんまりしない人が買って行ったんだなあ、と。アメリカ人料理しないからなあ。たまにアメリカ人の「ちゃんと料理するから!」って言うのを見せてもらったら単にオーブンに肉突っ込むだけでビビることがありますが、まあそう言う世界の中でもさらに料理しない人達、だから仕方ないと言えば仕方ない。だから味覚が鈍(自主規制)日本は優秀なコンビニがあるからほんといいですよね。あんなのアメリカにあったらもう天国ですよマジで。まあアメリカに来たらあっという間に万引きとかですぐ潰れそうですけど。


でまあ、買い物かごを片手に小首を傾げながら「やっぱ牛肉はお高いわーこの肉の厚みはステーキ用かしらんまー贅沢ねーうちは豚でとんかつかしらー」などと昭和の主婦ワールドに入り浸っていたのですが、目の前にすっと黒い影が。



防護服キター


頭まですっぽりとマスクを被り、さらにゴーグル。お前は忍びの者か。常に電話で誰かと連絡を取りつつ、一人で世の終わり感を300%過剰演出。その異様な出で立ちに周りの人がみんなこっそり写真を撮っていました。まあこう言うのが出てきたら間違いなくパニックですよね(微笑)正直●鹿じゃねーの、と思ったりもしますが、ここはアメリカですからねー。日本と違っていざという時に病院が面倒見てくれませんからねー。案外2週間後くらいにはこれが普通になってたりするかもしれません。


でもまあ、そんなに必死でウイルス怖がってるけど、あんたら普段からほとんど手も洗わずにハンバーガーとか手掴みで食ってんじゃん?インド人だって食事の前には毎回手洗ってるのに。あれみるたんびに毎日手掴みで飯、って野蛮人かよ、って思って見てますけど⭐️


とか思うのは意地悪ですかねえ。

何はともあれアメリカ人の慌てっぷりがよく出ているように思います。


朝のスーパーにしては普段よりちょっと並んだ気がしますが、ハタは特に問題もなく鶏の胸肉や豚のブロック肉、野菜などを入手できました。ちなみにトイレットペーパなどもある程度は並んでいます。


でもまあ実際に外を歩いてみるとマスクをしている人は全体の3割にも満たず。普通に犬の散歩している人もいるし、物流に関わる人は今まで通りに働いておられます。そう言う意味では日常生活がそこまで大きな変化をした、と言う感じでもなさそうです。まあでも実際は大量の解雇とかが起こり始めてたもするので、ほんとその辺どう始末つけるんだ中国、とは思います。ここまで経済状況を悪化させてしまった以上アメリカも黙っちゃいませんよ、多分。パンデミックが収束した段階できっとなんかやる気満々だと思います。まあ本気のカオスはこのパンデミックの後、かもしれません。


とは言え外を歩けば桜も咲き始め。

うららかな春の日差しを浴びながら、人と距離をとって歩きます。ああ、こんなお天気の春の1日なら、公園に行けばきっと綺麗な花がたくさん咲いているんだろうなあ、と思って「公園に散歩に行こうかと思うんだけど」と家人に伝えたところ、「公園には行くな、って市長が言ってたよ」とのこと。そうか、ハタみたいなうららかなバカを先に牽制してきたな、と。


とは言えアパートに戻ればそれほどすることもなく。せっせと洗濯などをして家事を片付けていたら後もうちょっとで洗剤がなくなることに気がつき。まあ、洗剤が品薄になることはないだろうけど、

洗剤買いに行ったついでに殺菌用の漂白剤とかも一応手に入れておくか、と言うことで例の近所の華人の薄暗い雑貨屋に。あそこのお店、風評被害に遭ったりしてないかなー、嫌がらせとかされてないかなー、などと心配しながら店に入ったところ、


その発想はなかった。


お客さんを隔離するのではなく、自分を隔離してしまえ、というまさかの逆転の発想。って言うか客はばっちい何かか(笑)日本のサービス業の方が「マスクをして接客なんて、、、」などと繊細な事をおっしゃっている一方で華人のこの「誰も信用しません!自分で自分を守ります!」というあくまでもサバイバル原理主義な態度はもうあっぱれとしか言いようがありません。


まあねえ、ほんとみなさん盛り上がっていらっしゃるんですけど、


いつまで続くんですかねえ、これ(呆)


























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