ということで皆様週末いかがお過ごしでしょうか。
お父さん、なんだか最近体力落ちてませんか?
お母さん、最近子供の相手にお疲れ気味ですか?
おじいちゃん、最近足腰弱ってませんか?
夏も終わりに近づいて来ました。これからまた秋がやって来ます。怖いですよね、体の冷え。神経痛。
夏布団をかけて寝てたらあっという間に体を冷やしちゃいます。
でも大丈夫!体を動かして体の冷えをとりましょう!
さあ、皆さん、ヴァネッサさんのセクササイズのお時間です!
家族みんなでヴァネッサさんと一緒にレッツ・セクササイズ!
もうね、全てがダメ。ひどい(褒め言葉)
髪型も化粧も衣装もライティングも全てダメ。
そして音楽も凄まじくダメ。
そもそもなんでそこで筋トレしてるおっさんの邪魔をしているのかもわからない。
ジムでお色気を発している設定のはずなのに、なぜかホモエロティック。
あ、そこで筋トレしてる人、多分ほとんど男色家です。
ヴァネッサさんナンパ失敗。ついでに回春大失敗。
ええ、大好きです、ヴェネッサ姐さん。最高。
ハタの中の「21世紀に遺したい最高のミュージックビデオ」の一つです。
以前おシャンティーな個人パーティに参加した時に音楽の話になって、スペインから来たいかにもおアーティストな感じの方が最近気になるミュージシャンを動画で紹介されてたので、ハタもつい、
最近のハタのお気に入りはヴァネッサ姐さんです!
とこの動画を意気揚々と見せたんですけど、
見た全員固まってましたね。
ハタの考えるイケてる感と世間のイケてる感のズレを発見した瞬間です。
えーこんな素晴らしいのに分かんないかなー、と思ったんですけど、まあオシャレぶりたいヨーロッパ人にはほぼ黒歴史ですね。うわー、ヨーロッパのポップス超だっせー、みたいな。まさかそのスペインのアーティストさんもNYくんだりまで来て謎のアジア人からヴァネッサ姐さんを見せられるとは思ってなかったはず。勝ちか負けでいうと圧倒的にハタの勝ちです。まあどちらかというと卑怯と言われそうなレベルの攻撃ではありますが。
実際1980年代前後のヨーロッパのいわゆるユーロビジョン(年1回ヨーロッパ全土で行われる歌謡祭)あたりから出て来た歌手はもう軒並みひどい(褒め言葉)。あまりにもその出来のひどさが素晴らしいのでハタはひたすら当時の歌手の動画を漁っております。アメリカのポップスを誤解したまま誤解を貫き通す、というある意味自分たちが世界の中心だから絶対間違いない!という確固たる自信から生まれる謎の珍種が続々と誕生。このダメさ加減、まさにヨーロッパが隠し持つ本質的なダサさがぎゅっとこのミュージックビデオに詰まっています。
ちなみにヴァネッサ姐さんはオランダの方だそうで、オランダといえばファッションでも建築でも超オシャレで売ってますが、一枚おしゃれの皮をぺろっとめくるとあら不思議。そこにはヴァネッサ姐さんが今でも同じ髪型でセクササイズ続行中です。
皆さんもオランダのおしゃれ建築家とかおしゃれデザイナーとかを見かけたら、「こいつも実はヴァネッサ姐さんで育ってるのにオシャレぶりやがって」と暖かい眼差しで見てあげてください。そして時々苦しいこと悲しいことがあった時には、このヴァネッサ姐さんの動画を見て、人生まだまだ捨てたもんじゃないと思って日々を明るく生きてください。ありがとうヴァネッサ姐さん。ハタはこの動画がある限り人生楽しく過ごせそうです。
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