みなさまご機嫌麗しう。
こちらは急に気温が下がってきたニューヨークです。今朝なんてもう気温は21度とかそんなんですよ。あ、でも快適じゃね?とか言って半袖短パンで生活してると確実に肋間神経痛がやって来る気温です。危険です。ちなみに昨夜珍しく晩御飯を近所のレストランのデリバリーで頼んで食べたのですが、油が悪かったのか見事に撃沈。
今晩はお粥を作って養生しております。
ということで数日前にブログをアップしたばっかりなのになんでまたブログを?ということなんですが、
いやちょっと思うところがありまして。
と言いますのも、前回のブログをアップした直後くらいにツイッターでとある情報が回ってきてびっくりしたわけですよ。日本人のグラビアアイドルの女性がタイムズスクエア界隈で強盗にあって10万ほど取られた、というお話で。でまあ、ファンの方の優しいコメントがずらっと並んでて、ああ、この方殿方に愛されてるなあ、と思ってたんですけど、でもねえ、
タイムズスクエアってニューヨークの中では最も安全な地域の一つだと思うんですよ、、、。
ぶっちゃけまあスリとかかっぱらいが無いとは言いませんよ。でもあの辺でタクシー強盗って聞いたことねーぞ、と。いやそりゃそういう悪いことを考えている人がいるのは事実ですよ。でもあの辺でそんなの引っかかるってよっぽどのお人好し、、、というかまあ、言い方きついですけど、「なにゲームの最初に出て来る最弱キャラにやられてんだよ」っていう話でして。って言うか海外来てその無防備さは何だ?というツッコミを入れたくなるわけですよ。でもまあ、ご本人さんからしたら「やだーニューヨーク危険ー」という話になってるんですね。まあそれは仕方ないです。実際被害にあっておられるのですし。
でまあ、アメリカに漂着してもう直ぐ15年、ニューヨークに来てもう直ぐ10年のハタから見て、
ニューヨークは本当に危険なのか?
と言うことに関してちょっとここに書いておこうかな、と。
結論から言いますと、
観光客が行くような場所はほぼ問題なし。
ただし隙を見せてはいけない
そりゃね、英語も喋れない子がいきなりブルックリンとかブロンクスのゲットーに行って盗難に遭いました、ってなったら、まあそんなもんはぶっちゃけ自己責任ですよ。ニューヨークも流石にそこまで日本みたいに安全じゃないです。そう言うところに行く時にはそれなりの覚悟を持って行かないといけません。ハタが今住んでいるアパート近隣はブルックリンの界隈では比較的安全な方ですが、それでもアパートの前の路上で半年に1回くらいのペースで夜中に人が襲われています。車上荒らしなんかは当たり前すぎてさして話題にもなりません。まあブルックリンに引っ越してきて何にびっくりしたって自分が住む予定の建物の前にある日巨大な血だまりが出来てたってことですか。まあハタもその辺はもうだいぶんアレになってますから、びっくりすると言うよりは「どこのギャングの抗争だろう?」とむしろワクワクして道路の血痕を追いかけてみて、あまつさえブログのネタにしようかという勢いですから、まあ多少何かがあっても驚きはしません。
ただですね、自衛手段は講じてます。他人の不幸は笑って見てられますけど、自分の不幸はそう言うわけにはいきませんからねえ。上記の女の子のように、はっと気がついた時にはもう手遅れ、な訳ですから。手遅れになる前に対策を立てておかないといけません。日本人の観光客でアメリカで犯罪に巻き込まれるケースは、よほどのことでない限りこう言う事前の自衛で失敗しているケースが殆どだと思います。
じゃあ何が自衛手段となりうるのか?と言うお話ですが。それ自体はそれほど難しいことではありません。
道っぱたにいる他人を信用してはいけない
この一言に尽きます。
●夜道を歩く時には前後に誰がいるか、何をしているのかを確認する
●夜はヘッドフォンをつけない
●財布は人前で出さない、お金を数えたりしない
●声をかけられても無視
●名前を聞かれても答えない
●何か渡されても受け取らない
●タクシーは必ず黄色いタクシーに乗ってUberみたいな白タクは避ける
●地下鉄で寝ない
これだけでマンハッタン内の観光客狙いの犯罪トラブルに巻き込まれる可能性はぐっと減ると思います。
とは言っても日本人は基本お人好しなんでこういう風に身構えて来る人は少ないんですよねえ。だからカモられるんですけど。
でもそんなに難しいことじゃないと思うんですよ。別にキャッツアイみたいにレオタード着てビルとビルの合間を飛んで逃げろというわけでも無いわけですし。当然キャッツカードも必要ない。いいですよねーキャッツカード。あんな風に名刺を御社の壁に刺して軽やかに去っていきたい(脱線)きつい言い方をすればこんな些細な事ができないんならどこの国の海外旅行も向いてないからやめとけ、って話だと思うんですよね。だって外国なんだし。言葉も文化も違う以上その程度の緊張感は持ちましょうよ、と。
せっかくお金をかけてニューヨークにまで来られるんですから、やっぱり楽しく過ごしていただきたいと思うんですよね。
それが自分のユルい態度一つでぶち壊しになるなんてほんと勿体無いとしか言いようがありません。その辺はやっぱりびしっと気合いを入れた上で観光を楽しんでいただければ、と思います。そしてそういうびしっと気合の入った人には不思議と変な人は寄ってこないんですよね。ハタは街中で分かりやすい詐欺に声をかけられたら「ああ今日はオーラが足りてねえな、栄養補給するか」と思うことにしています。という事で、
最終的な結論は、
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