みなさまご機嫌麗しう。
こちらは小雨降るブルックリリンでございます。こちらも随分肌寒くなってまいりました。
ここしばらくロサンゼルスネタを書いていたのですが、まあ、よく考えたら今日はハロウィーンでしたね、と。当日になってやっと思い出しましたので、今日はブログ上げておくか、と。
まあハロウィーンといえばハードロックバンド仮装ですね。
日本だとなぜかコスプレとごっちゃになっていますが、一応こちら本場のアメリカでは「怖いもの縛り」がありました。まあ、おばけっぽいというか、モンスターぽい、というか、そういう感じですね。ただこれも最近はなんていうんですか、改革開放路線っていうんですか、割となんでもいい、という感じになりつつあります。今日お昼ご飯を食べたお店の若くてシュッとした黒人さんの店員さんはスト2のリュウのコスプレをしておられました。時々「ショーリューケン!」って叫びながらお客さん誘導してましたが、あれですかね、「おすぎです!」っていいながらおすぎの真似をする、みたいな感じでしょうか。
でまあ、コスプレとはごっちゃになりつつある昨今のハロウィーンですが、とりあえず天使の輪っかだけつけて素材の良さだけで勝負してる若くて綺麗な子とかを見ると
けっ
とか思ってしまうわけです、ええ。ほーてめーはヨゴレ仕事はしなくってもちやほやしてもらえるって事っすかほー綺麗売りしやがって(妬み)。でまあ、逆に横に伸びたぱつんぱつんのスパイダーマンとか肉厚のワンダーウーマンとかを見ると愛おしく感じます。まあそれでも「コスチューム買うだけかよ」みたいな手抜き感は否めませんが。でもまあそれはあくまでも大人のハロウィーン。まあ良かれ悪しかれ酒のアテ。ちょっと変な格好してみんなでビールでも飲んで騒げたらそれでいい、って感じなので、まあお好きにやってください、と。どうせあれでしょ、その格好でそのまま夜はベッドの上でスパイダーマンなんでしょ?で、いつもとちょっと気分が変わって俺のスパイダーマンがいつもよりスパイダーに、とか、そういう事でしょ?
滅せよ!(自分の邪念が)
でもまあ本来ハロウィーンはお子様の楽しいイベント。夜の大人のハロウィーンは夕方以降の馬鹿騒ぎですが、お昼間のハロウィーンは健全な親子のイベントです。お父さん、お母さんと一緒に自分の好きなコスチュームを着せてもらったお子様が街を練り歩いて近隣のお店からお菓子をもらいに回ります。だいたいお子様は小さなかぼちゃ型のオレンジ色のバケツを持っていているので、お店人は用意していたキャンディーやチョコレートをバケツに入れてあげます。
でまあお子様はだいたいヒーローものかディズニーのプリンセスっぽい格好をさせてもらって歩いておられるわけです。だいたいみんな嬉しそう。まあ確かに自分の好きなキャラクターになって、外を歩いてお菓子もらえるんですから、楽しくないわけはないですよね。お店の人もその辺はよくご存知ですから、みんな大量のお菓子を準備してお子様の襲撃を待ち受けます。一年に一度の楽しいお祭り、みんな本当に嬉しそうです。
そんな中、ものすごいねじれた仮装をしているお子様を発見。
ニューヨーク地下鉄の従業員コスプレ。
もうコスチュームですらない。リアル制服。ちなみにお隣のお父さんと思しき方は「ニューヨークの建築現場にいるメキシコ人のおっさん」そのものですが、もうギリギリすぎて衣装なのかリアル作業服なのかの見当がつきません。リアルクローズに肉薄する仮装。構築と脱構築の間。ポストモダン!(発狂)今年のハロウィーンコスチュームの特選はこの親子に差し上げたいと思います。
家人がボソッと言いました。
ニューヨークって普段からコスプレみたいなのがいるからわけが分からんねえ
そしてアパートにたどり着いたら例の犯罪現場共有アプリの警告が鳴り響きました。
(デリにマスクをかぶった10代がナイフを持って強盗、キャンディーとポテチを奪う)
トリックオア窃盗。
いやー世の中ってほんといろんな人がいますね(遠い目)
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