と言うことでご無沙汰しております。
実はこっそり日本に戻っておりました。現在絶賛時差ぼけ中。
今回はエバー航空で台北経由関空で行ったり来たりしたんですが、いいですね台北経由。
東京から関西に戻ってくるのを考えたら時間的にはほぼ同じだけど台湾土産が買える。
ちゃっかり凍頂烏龍茶を買ってきました。
里帰り中は京都の古い知人と会ってお昼ご飯を食べたり、姉がいる青森に行ったりして2週間はほとんどバタバタ状態。
いろんな人にお会いしたいとは思いつつ、その辺は運と偶然で会えたり会えなかったり、で。
あ、でも松江にはお邪魔してごくらく亭さんと秘密会議はしてきました。
極上のブツも仕込んでみました。白い結晶が眩しい(砂糖)
実は私山陰地方が大好きでして。
もともと母の実家が京都の丹後地方の山奥というのもあり、小さい頃から日本海側の文化には比較的慣れ親しんでおりました。まあそこは丹後半島の高野山と同じ標高にある山の中の集落でして、そこでは昭和の生活というよりはむしろ戦前戦中レベルの暮らしが続いておりました。まあ何がすごいって集落が山の谷間にあるのでラジオの電波が届かないんですよ。で、ごくナチュラルに川で洗濯、お風呂は五右衛門風呂に炊いたご飯の釜は池に沈めておくと鯉が綺麗に食べてくれる、とか、実の祖母が川で立ちションベンかますのを目撃する、みたいなど田舎でした。ちなみに信号は歩いて40分くらい先にありました。
大人になってからシンガポールを行ったり来たりした時期が10年ほどあったので、ついでにタイの離島なんかにも行ってみましたが、「あ、ここならばあちゃん家のルール適応で住めるなあ、あとは水と風土病さえなんとかすれば」と思えてしまうので、小さい頃の経験って良かれ悪しかれのちの人生に大きく影響を与えるんだなあ、と思いました。多分タイのプーケットとかコサムイ島のローカル生活くらいなら余裕です、マジで。
多分ここの方がうちのばあちゃんの家より若干都会
でまあ、そんな育ちを経たハタが山陰に来ると、「田舎だなあ」とは思わず「おっしゃ得意分野に入ってきたぞ」くらいのワクワク感があります。だってばあちゃん家よりまだ都会だし。信号あるし。ばあちゃん立ちションしてないし。広い空と緑を楽しみつつまだまだ心に余裕があります。
まあ風景もそうですがやっぱり山陰ってご飯がハタの母が作る味わいと近いんですよね。丹後地方と松江や米子は若干の距離がありますが、味付けが基本甘めの濃いめでお魚中心。お醤油も比較的甘口が多いような気がしますし、割子そばの出汁なんかも他の地方からすると随分と甘めのように思います。なので基本何食べても美味しい。この甘口感は弘前あたりもそうなんですが(弘前の茶碗蒸しはびっくりするくらい甘い)、ハタにはとてもホッとする美味しいものとして感じられます。まあ実際に住んで見ればそれなりに問題も課題もあるのだとは思いますが、そんな部分を大いにカバーする魅力が山陰にはあるように思います。
ということでごくらく亭さんとの悪だくみ、
近日中に色々とアップします。
お楽しみに。
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